Michelmamaの日記

Michelは、2代目の保護犬初代はsara後悔ばかりの保護犬の里親でした

お母さん ありがとう

 

ワタクシと母は 30違い。

 生きていれば 95歳。

 

1923年12月29日生まれ。

関東大震災の あった年だ。

 

裕福な 農家の 第1子として、

生を受けた。

仮死状態で生まれ、

死んだら 面倒なので、

当時は珍しく 生まれた日で、

籍を入れてもらったらしい。

 

しかし、

股関節脱臼で、

足が 不自由になった。

 

戦争 に青春時代を奪われ、

6人兄弟の 長女で、

後がつかえているからと、

大家族に嫁がされ、

貧しく育った姑 との確執も、

半端ではなかった。

所謂 嫁いびり。

跡取り 息子も 産めなかった。

ワタクシが生まれた時、

姑の 顔色が 変わったらしい。

望まれなかった ワタクシ。

 

膵臓壊疽やら 大腸癌、

甲状腺機能亢進症の 甲状腺主要。

 

そして、

2度目の 大腸癌に 脳梗塞

3度目の発作で 右半身不随、

4度目の 発作で 話せなくなった。

 

しかし、

亡くなるまで 前向きで、

意思の疎通はできた。

 

そんな 母の 生き方は、

決して 稀なことでも無く、

おしん と同じだ。

 

長男との結婚を 強く反対され、

婚期は 遅れたが、

結婚した 夫は 次男で、

母を 大切にしてくれた。

 

決して後悔することのない様にと、

長男の 莫大な 学費も 出してもらった。

 

何よりも、

ちょっと変わり者の、

生きずらい ワタクシの、

最高の 理解者だった。

 

70過ぎて 膝の人工関節の、

手術もした。

 

左手で 油絵を描き、

展覧会にも 出品した。

 

何かあった時、

心の中で思う、

大丈夫 母が 助けてくれる。

 

見えない大事なものを、

いっぱい いっぱい 遺してくれたから。

 

お姉ちゃんとは あの世では、

なかよくしているんでしょうね。

 

ワタクシも 早く 迎えに来てもらっても、

良いんだけど。

 

もっとっもっと 生きてる時に、

 

ありがとう

 

って 言えば良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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